くれなずめ
10/28に見てきた
駅前劇場、今回は真ん中にステージではなく普通に舞台と客席が分かれているかたちだった。
結婚式の余興の準備からはじまるのもあって、こういう形にしたのかも。
見ている方と演じている方の区別が前より見やすい感じ。わかられているんですよ、と言い聞かせてくる。
かつてバカやってた仲間が大人になってしまって、というのが私にとってのこの作品の軸で、ツイッターではそれをうらやましい、男の子になりたい、って言ってるアイドルがいたのだけど、見終わってからそうじゃないな!!って気持ちになってる。
やくたいもないオタク話とか下ネタとか身のない話が何より楽しくて楽しくて、でもいま年齢だけ大人になったら、まわりとの会話に街コンとか彼氏とか結婚とか、そういう話題が入ってくるのが、すごく寂しくて、嫌なわけではないけれど、なんか、なんか違う…!ってなってしまっていた。きちんと大人になる友人たちに取り残されているような…たのしいの形が少しずつ変わっていくのにうまくついていけないというか…
そういう寂しさとやり切れなさとまたバカやりたいよおおお、大人になるのがしんどくて寂しくてつらいよおおおっていう感情は、男だろうが女だろうがあると思う
って思ったところで、でもそれでも男子のそういうワチャワチャへの憧れってあるよね? だからテニミュ好きみたいなところあるでしょ?
そしてテニミュオタクの女子たちはきっとあのまぶしい輪の中にあこがれて、テニミュキャストになりてえ〜とか考えたことがきっとあるはずなんだよな…
そしてそんなテニミュも全然永遠じゃなくて、たえず誰かが卒業していくし、みんなも大人になっていくし、って色々考えてたらさみしさがカンストしてしまった。テニミュの感想になりつつあるのでおわり。